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三木町希少糖研究研修センター

〒761-0615 香川県木田郡三木町大字小蓑1351-2

Matsutani Chemical Industry Co.,Ltd. Izumoring Lab.

方針CONCEPT

方針

偶然の出会いから
「廃校を探されていると聞きましたが本当でしょうか。」という全く思いがけない言葉から全てが始まりました。それは2005年10月22日、三木高等学校の10周年記念式典で、私の隣の席に座られた前三木町教育長のお尋ねの言葉でした。この偶然で奇跡的な出会いがなければ、三木町希少糖研究研修センターの開所式を迎えることはできませんでした。
 一方、三木町希少糖研究研修センターが完成できたことは、偶然とか奇跡とかではありません。三木町長、三木町教育長をはじめとした、関係各位の「大英断」と多くの方の絶大な努力の結果であり、心から敬意を表します。

2. 山中の廃校もいい
大都会にはなく、地方にあるものこそが地方の勝負どころだという信念で30年以上。
それは、自然、太陽光線を浴びる緑、きれいな空気。これらは都会にはない宝である、という全く単純な結論。グリーンなくしてバイオの研究・教育はないということでしょう。過疎でコンビニも無い、道も無い。だからこそ豊富な自然がある。山中の小学校廃校跡地だからこそ生まれるものが必ずあると信じています。

3. 廃校跡地を「世界の拠点」への挑戦
新入生に聞くと世界的研究とは「世界中で研究している研究だ」という意見が大半で驚いた。誰も思いつかない、個性ある発想を世界へ発信するのが「世界的研究」だとの私の考えを伝えました。グリーンの中で、ゆったりと、自由に論議する時に生まれる個性的発想が発展し「世界的研究」となるのだと思います。高校生が12月には宿泊して、自然、光合成とでん粉、単糖、希少糖にふれることが既に予約されています。彼等の将来に期待する「ゆとり」も必要でしょう。そして何といっても、日本中、世界中から研究者がディスカッションに集まってくる。大勢の人が集ってくることが最重要です。そのためには、希少糖が持っている魅力の集積が鍵です。世界の拠点作りは「希少糖に関する知の集積」への挑戦です。

4.希少糖研究の流れ
日本及び世界からの、希少糖への興味が高まっています。これまで、希少糖に関する知の集積が香川大学を中心とした香川地域の研究によって進んできているからです。希少糖の魅力を常に発信し、常に新しい魅力を作り出し、人と情報の「大きな流れ」を作る希少糖バレーの実現には、このセンターの持つ役割は大変大きいと考えられます。

5.千載一隅のチャンス
 香川大学希少糖研究センターに希少糖生産ステーションが整備されたこと、大学院農学研究科博士課程に希少糖科学専攻が設置されていること、そして、大学発ベンチャーの合同会社希少糖生産技術研究所が設立されたこと。これら以外にも各種の希少糖開発をとりまく条件が整ってきており、本センターにとって望ましい環境が存在すると思われます。
 千載一遇のチャンスの今、将来の発展を夢見てわくわくしているのが現状です。
                            

                     「2007年設立時パンフレット「希少糖研究の夢」 より」



バナースペース

松谷化学工業株式会社      希少糖生産技術研究所

〒761-0615
香川県木田郡三木町大字小蓑1351-2三木町希少糖研究研修センター

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FAX (087)899-1869